事業内容 | 札幌西区の児童発達支援・放課後等デイサービス・児童デイサービス たいよう

子どもに学んでほしいことはたくさんあると思います。例えば、笑顔になる、言葉を発する、コミュニケーションをとる、手足を器用に動かす、集中して物事に取り組む、

ルールに従って行動する、気持ちを切り替えるなどなど。それでは、こういった様々な発達上の課題を子どもが「学ぶ」ためにはどうしたらいいでしょうか。

たいようでは、子どもの学びを促す大事な視点として「運動」を重視しています。

「学ぶ」とは、脳の視点からみると、脳細胞のネットワークを新しく作ってそれを機能させることですが、近年の脳科学は、運動によって脳が活性化し、ネットワークの

形成が容易になること、学習効率を高めることを示しています。簡単にいうと、よく運動する子どもは、よく学ぶことができるのです。

私たちは、身体の発達に連動して認知や知能や感情などが発達すると考えています。身体と精神はつながっているのです。

人の学習は他者とのコミュニケーションによってもたらされます。それでは、どのようなコミュニケーションであれば、子どもはよりよく「学ぶ」ことができるでしょうか。

それは、感情的に意味のある相互交流、すなわち、信頼する人や大好きな人と一緒に目を輝かせて夢中になっている時間が多ければ多いほど、子どもは、そのやり取りから

多くを学んでいくと考えられています。感情は学習の原動力です。そして、感情を表現できるようになると相互交流が活発となり、その結果、感情表現の方法が豊かになり、

同時に、思考や行動もどんどん発達していきます。

以上の理由から、特に「楽しい」という感情を重視し、子どもと一緒に楽しく身体を動かすこと、一緒に夢中になって遊ぶことを大切にしています。